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紙の目

紙には目があります。
横方向に裂く時は、繊維の流れに逆らうことになるので、曲がって裂けてしまいます。

なぜ縦目と横目を見分けることが必要なのかといえば、紙は縦方向よりも、横方向に伸びやすいという性質があるからです。

印刷をする時、特にオフセット多色印刷では、縦目の紙を用いられます。
横目の紙であると、見当が狂ってしまい、再版しなければならなくなるからです。

本や雑誌には、どちらの目が使われているでしょうか?
答えは縦目です。横目であると、本文が丸まってしまい、揃わなくなるからです。

新聞紙やノートなど、身の回りにある紙を裂いてみて、たて方向にはきれいに裂けても、横方向には裂けにくくて、曲がってしまったことはないでしょうか?

ここでは、その理由と、縦の目か横の目かを簡単に見分ける方法、なぜ目を見分けることが大切なのかを紹介させて頂きます。

まず、抄紙機で紙を抄く時、紙の進む方向と同じ方向を、縦方向(流れ方向・縦目)とよんでいます。
流れ方向に直角方向を横方向(横目)とよんでいます。
紙の繊維の多くは、紙の進む方向(縦目)に並んでいるので、縦方向には直線的にきれいに裂けます。

では、紙の縦目・横目を見分ける方法を3つ紹介します。

1.紙を裂いてみる

縦方向と横方向に裂いてみましょう。
裂けやすい方が縦目です。
矢印は繊維の流れ方向

2. 紙の曲がりの反撥力を見る方法

紙を2種類の短冊状に切り取り、端をもち、水平にします。
そのまま少し上に向けると、その曲がり方で紙の目が分かります。

3.水に浮かべて反り曲がり方を見る方法

紙を2種類の短冊状に切り取り、水に浮かべてみると、丸まった方向で紙の目がわかります。


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