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紙の鑑定


紙を調べて、どの様な紙か、いつ頃作られたかが判ると思いますか?
どの様な紙かを見分けることは出来る場合が多いですが、製造年代を推定するのは難しいです。
しかし、過去に製造年代を推定出来た事例がありますのでご紹介します。

遺産相続の時に戦時中に書かれた遺言状が本物か、にせ物かを調べて欲しいとの申し入れが
ありました。その紙は事務用紙に似たもので、文章は鉛筆で書かれていました。

使用している原料繊維を調べる為に顕微鏡試験をしたところ、原料のパルプは漂白した広葉樹
パルプに針葉樹パルプが少し含まれているものでした。さらに、この紙に紫外線ランプを当てると蛍光染料の反応が出ました。この様な紙が日本で作られたのは戦後である為、この遺言状は
戦後に製造された紙を使用したものと判断でき、にせ物と判りました。
しかし、この事例のような事はまれで、古文書などの年代鑑定は難しく不可能とされています。
X線回析 填料がわかる
ESCA 表面の成分がわかる
走査型電子顕微鏡 表面の構造がわかる
X線マイクロアナライザー 試料の成分元素がわかる
赤外分析 試料の成分元素がわかる
繊維の形状、染色の状況を顕微鏡で見る。
これによりパルプの種類、パルプの製法、原料植物の種類等がわかる。

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